足がつり 痛みで動けなく 身体のこわばりの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
宮城県 66才 女性
半年前、夜中に突然、足がつり、痛みで動けなくなり、漢方の先生に相談しました。
漢方では体の血液は肝臓に蓄えられ、栄養たっぷりの血液は全身に巡り、身体をスムーズに動かしています。
血液の汚れ、質の低下(瘀血)や量が不足(血虚)すると体の筋肉、筋の栄養が不足が起き筋肉の痙攣が起き、筋肉への栄養を運ぶ血液の流れを調整することと、教えて頂きました。
漢方で改善し、「血虚の漢方薬」を今も毎日漢方を飲んでいますが、朝起きの身体のこわばりは、取れません。
先生に相談に行きました。
先生より中医学(漢方)的には・・・!
中医学では人は老化の過程で、腎虚(腎の老化や腎の生命力の不足)が進み、昔からお年寄りが身体が痛く、体を動かすのが大変と言う、お年寄りを見て来ました。
腎虚で骨とか筋、筋肉の老化も進みますと先生から教えて頂きました。
先生からは腎虚を緩やかにして痛みを改善する漢方薬と食養生(ロコモの食養生)を提案して頂きました。
漢方薬を飲み始めて、ひと月になりますが朝起きの体のこわばりも改善しました。
中医学では痛みを「痺証(詰まって通じない)」と言い、腎豦(腎の老化や腎の生命力の不足)が始まると、痺証も起こりやすい様です。
夏から秋へ冬にむかい、抵抗力を高めて痛みを改善する漢方薬やバランスの良い「ロコモ(ロコモ体操)の食養生」で元気にお過ごし下さい。
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